②「するスポーツ」、「みるスポーツ」、「ささえるスポーツ」の推進

【目標】全ての県民が多面にわたるスポーツの価値を共有しながら、健康で活力ある生活を送り、互いに支え合う「スポーツ立県ちば」の一層の推進を図ります。

■現状と課題

 県が実施した平成28年度の「県民の運動・スポーツに関するアンケート調査」結果では、週1回以上スポーツを行っている人の割合は高くありません。また、将来の介護予防や生活の質の維持の観点からのロコモティブシンドロームの予防や、健康寿命の延伸、さらには障害のある人にも配慮したスポーツ環境の整備など、運動・スポーツに対するニーズが多様化しており、その対応が求められています。

 こうした中、千葉県内において2020年東京オリンピック・パラリンピックの8競技が開催されることは、スポーツへの関心を高め、スポーツを通じた健康づくりや生きがいづくりを再認識する絶好の機会となります。こうした機会を捉え、誰もが生涯にわたり、スポーツに親しむことができる環境づくりを進めるとともに、スポーツによる地域の活力づくりにつなげていくことが重要です。

■取組の基本方向

 「する・みる・ささえる」スポーツの推進により、超高齢社会に向けたスポーツに親しむ環境の整備や障害のある人のスポーツへの参加促進、若い選手の発掘・育成・強化及び指導者養成等の競技力の向上、スポーツによる地域づくりの推進に取り組み、「スポーツ立県ちば」の確立を図ります。

 また、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、大会終了後もレガシーとして残るように、アスリートの強化・支援やオリンピック・パラリンピックを活用した教育など未来を担う人づくりに取り組みます。さらに事前キャンプ国際大会等の誘致を進め、スポーツを通じた交流人口の増加による地域活性化を図ります。

■主な取組


1 人生を豊かにするための運動・スポーツの推進

 誰もが運動・スポーツを通じて、生きがいのある豊かな人生を歩むことができるように、身近な場所でスポーツが行える総合型地域スポーツクラブの設立や県立スポーツ施設の無料開放などを進めます。

 また、県民が気軽に参加できるスポーツイベントや各種大会等の、運動・スポーツの場や機会に関する情報を提供し、日常生活の中での運動習慣の定着を図り、スポーツの楽しさなどを実感できるよう取り組みます。

 さらに、将来の介護予防や生活の質の維持の観点から、運動器の機能低下によって起こるロコモティブシンドロームとその予防に関する知識の普及啓発を行うとともに、運動による健康への影響や効果の積極的な発信を行います。

・ライフステージに応じた運動・スポーツの推進

・障害のある人の運動・スポーツの推進

スポーツで元気いっぱい!親子体験イベント
車いすバスケットボール競技大会

 

2 スポーツ環境の整備

 県民のスポーツに親しむ機会の選択の幅を広げるため、スポーツ施設の整備やスポーツ指導者の育成に取り組みます。スポーツ施設の整備については、県民が安心・安全に利用できるよう、耐震性の向上や施設の機能回復を図ります。

 また、県民にとって身近なスポーツ施設である県立学校の体育館やグラウンドの開放を推進します。

・スポーツ指導者の養成・資質向上等の推進

・施設の再整備と有効活用

・誰もがスポーツに親しみ、参加しやすいシステムづくりの推進

 

3 競技力の向上

 各競技団体と連携し、計画的な選手の発掘・育成・強化・支援や指導者の養成・資質向上、スポーツ医・科学の積極的な活用などを行い、県民に感動や、勇気、希望、誇りを与える競技力の向上に取り組みます。

 さらに、競技人口拡大や国際交流のための競技会やイベントの開催を充実させるとともに、スポーツを人々にとって身近なものとするためのトップアスリートと地域の連携・協働を推進します。

・選手の発掘・育成・強化・支援及び指導者の養成・資質向上

・競技力向上のための環境整備

・スポーツ医・科学の積極的な活用

・競技力向上のための各競技団体の組織体制強化

・競技人口拡大や国際交流などを意識した競技会やイベントの開催

・トップアスリートと地域スポーツの連携・協働

ソフトテニスジュニア強化練習会

 

4 スポーツによる地域づくりの推進

 トップ・プロスポーツとの交流を通じて、スポーツの価値や魅力にふれることができる取組を推進します。

 また、千葉県のポテンシャルを生かしたスポーツイベントによる交流機会を創出するとともに、身近な地域のスポーツ資源を活用することによる地域の活力づくりを推進します。

 さらに、関係市町村や関係競技団体等と連携し、「ちばアクアラインマラソン」等の大規模大会の企画・運営に取り組みます。

・トップ・プロスポーツと連携したスポーツの推進

・スポーツイベントを活用した千葉の魅力発信

・身近なスポーツ環境を活用した地域づくりの推進

親子でキャッチボール
ちばアクアラインマラソン

 

5 東京オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツの推進

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、一人でも多くの千葉県ゆかりの選手が大会へ出場できるよう、ジュニア世代や障害者スポーツ選手などを対象としてアスリートの強化・支援などに取り組みます。

 また、オリンピック・パラリンピック教育や積極的なスポーツ交流の促進を通じて、スポーツに対する関心を高めるとともに、障害者スポーツの場の提供や人材(コーディネーター)の養成を行うことにより、スポーツを通じた障害のある人との交流や障害への理解を促進し、誰もが互いを尊重し支えあう社会の実現を目指します。

 さらに、市町村や大学、競技団体等と連携し、様々な競技の事前キャンプや国際大会の誘致を進めることにより、スポーツを通じた交流人口の増加による地域活性化を図ります。

・オリンピック・パラリンピックアスリート強化・支援

・オリンピック・パラリンピック教育の推進

・積極的なスポーツ交流の促進

・誰もが参加できるスポーツの推進

・事前キャンプの誘致

・国際大会等の誘致

・スポーツコンシェルジュによる誘致に関する情報の一元化

東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー

車いすフェンシング体験会(パラスポーツフェスタちば)
シッティングバレーボール大学・社会人対抗戦(パラスポーツフェスタちば)
事前キャンプ(世界陸上北京大会)

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